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aoi’s blog

双極性障害II型の近況メモになりつつある

雲一つない冬の空に、飛行機が雲を描く。それはあまりにも綺麗で、世界が終わる瞬間を見ているような気がした。

毎日星が降ってくる世界で、彼女はその軌跡を見ることが好きだった。透き通るような水色の空に、白くて細い線が緩やかなカーブを描く。誰かが大きなキャンバスに描いているみたいでしょうと彼女は言う。みんなはこの空に慣れすぎていて、何も思わない。星はここではないどこかに毎日降り注いでいる。ここではないどこかに。

今日もあの白い雲を見ることができました。今日も何もなく、いつも通りすごせました。明日も同じように、一日が始まりますように。

ここではないどこかに降る星のことを、僕たちは知らない。彼女はここではないどこかを犠牲にして、あの綺麗な白い雲に願い事をする。

いつか一日が終わる。